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「第6回うだつマルシェ


気付けばもう6回目となったマルシェ。2回目から参加して、
一回お休みしたけど、ほぼ毎回来ているこのマルシェ。

いつも新しい出会いがあって、会場のひとつ「スペースきせる」
も石畳の町並みも地元の人もスタッフも、そしてお客さんもぜんぶが
心地よいマルシェだと思うのです。












































今回も半田素麺の北室白扇さんがお隣。これも楽しみのひとつ。





















4種類産地ごとの珈琲豆を用意。










































地元のしそジュースとレモネード。しそはもっと飲んでほしかったなあ。
売り方がまずかった。反省。レモネードもちょっと苦かったかな。
レモンの熟度が足らなかったよう。これも反省。





















トークイベントの様子。あんまりしっかり聞けなかったけど
すごい濃い話だったと思う。






















毎回いろんな企画があって(自分は全然参加できてないけど、、)
どんどん出店するお店も増えていて、規模も大きくなってきてるけど、
でもゆる~い。そんなマルシェが毎回楽しみです。



Thu 6, Dec 2012
6th Udatsu marché
category: Shop

「2012年本山町産業祭」

今年の産業祭は本山町唯一の旅館で商店街の
中でもシンボル的な存在である高知屋旅館でカフェ
とピザ焼き体験をすることに。

これは大学との協働事業「市街地活性化懇談会議」
の中で提案されたひとつの実証実験の企画「まちなか
カフェ」として実現したもの。

何だか堅苦しいけれど、要するにさびれた町の商店街に
にぎわいを取り戻すために何をすればよいのかを話し合い、
企画実行するというのがこの会議。

















































































































































当日は街の閉まったシャッターに写真を飾ったり、町の中で
撮影した写真をその場でプリントアウトしてポストカードにできる
といった企画も同時開催。

結果としては産業祭という一大イベントに訪れるお客さんを
呼び込んで、街の中を歩いてもらうきっかけを作るという
企画の趣旨は実現できたんじゃないだろうか。

特に高知屋旅館は宿泊しない人にとっては立ち入る機会がなかなか
ないから、歴史を感じるこの建物を体感できるいい機会になったと思う。

いつもは産業祭の会場だけだったにぎわいがこの日一日だけは
商店街の中にも少しのにぎわいの種としてもたらされた。はず。


次回は12/16(日)。




Thu 6, Dec 2012
Motoyama town Industrial Festival 2012
category: Blog

「革新」
 古くからの習慣・制度・状態・考え方などを新しく変えようとすること。



























高知県立美術館で上映された2本のドキュメンタリー映画。
「エル・ブリの秘密 世界一予約のとれないレストラン」
「ヴィダル・サスーン」

フェラン・アドリアとヴィダル・サスーン。
料理界と美容界それぞれに革新をもたらした2人。

2人とも先進的なことを成し遂げそれぞれの領域を芸術の域にまで
引き上げた偉大な才能の持ち主である。ただ時代や分野は違えど
共通している点があった。

それは確かな技術の上に日々基礎基本を積み重ねていくこと。

テーブルクロスにアイロンをかける、掃除を完璧にする、店に立つ靴を磨く。
当たり前のことを当たり前にやる。

そして優秀なチームを持っていたこと。どちらもチームであったから
成し遂げられたことでもある。ただそれもチームを組織する能力や情熱、
リーダーシップをもち、カリスマ性を発揮したからに他ならない。
彼らは決して妥協をせず、リスクを恐れない。

映像の中で印象的だったのは

「エル・ブリ」のチームはひとつひとつの素材に対して真摯に向き合い、
より良く、より新しい味わいを導き出すために用いられる全ての調理法
を試し、可能性を見出そうとしており、それが真空調理や液化窒素を用いた
調理法にたどり着いたのだということ。
事細かに撮影し、デッサンやレシピを記録し整理する。フェランは創造(試作)
と調理は違うものであり、創造とはデザインだと言っていたがその一皿を完成に
導く工程はなるほどデザインだと感じることができた。
そしてチームスタッフはそれぞれ自分のアイデアやプライドをフェランにぶつけるが
最終的にはフェランの舌に絶対的な信頼をおいている。

※エル・ブリは今後(2014年より)料理研究財団として活動し、その研究成果
はネットで配信される。

ヴィダルは客の要望ではなく、美容師として自らカットの提案をするスタイルの礎を築き、女性のヘアスタイルを自由へと解放させた人。そして、美容院というただの場所をひとつの世界観をもったサロンへと変貌させ、ひとつのブランドにまで昇華させた人である。そして美容学校を設立しその技術を世界に広げ、新しい時代を切り開こうとしてしていた。(それはフェランにも通じることでもある。)
なによりセルフプロデュースに長けていて、大きなエネルギーと人を掌握する力を持って
いたのだと思う。なんとなくスティーブ・ジョブスにも感じるそのカリスマ性や発するオーラがとても魅力的だった。この人の存在を知れたことはとても意義がある。


新しいことが全てではないし、独創的なことはできないかもしれないけれど、
成し遂げたいことへの挑戦をしているかどうかを日々問い続けていきたい。





Tue 16, Oct 2012
Innovation
category: Blog

「まちなか」

本山の街の中、商店街をもっと歩いてもらおうと
企画されたイベントにて移動式石窯でピザ焼き体験。

ユニックで設置。こんなに大掛かりだと移動式とは呼べないけれど、
こういうことが出来ちゃうのが田舎のこの町のいいところでもある。

















今回の企画のメインは今では町唯一の旅館となった
高知屋旅館」を一般開放してガイドツアーを行うというもの。
商店街の中では数少ない見所のある建物のひとつ。






















ピザ体験の会場は旅館前の広場。





















晴天に恵まれていたのは最初だけ。



































説明を追加 旅館の土間では苔玉つくり体験も。













































なくなるものにはなくなる理由があって
必要なものには必要な理由がある。

昔からずっとあるものにはずっと存在
し続けるだけの理由があり価値がある。

消えゆくものの中にはその価値がないから
消えゆくのだと思っていた。

でもそこに守りたいという想いがうまれたとき、
それは守るべき価値があるものになるのかもしれない。

無理矢理ではなく、ごく自然に何かのきっかけで、
ほんの少しの小さな力でもそれが積み重なった時
そこには新しい理由が生まれるかもしれない。
存在する理由、必要とされる理由が。




Thu 13, Sep 2012
In the street
category: Shop

「一日だけのカフェ」

徳島県三好市池田の
スペースきせるに一日だけの出張カフェに。

風情ある町並み。





















スペースきせるの入り口。このたたずまいはやはりいい。
































































テーブルとイスがあるだけでお店になる。





















この混沌とした感じはなんかいい。




















今回用意したメニューは

オリジナルブレンドアイスコーヒー
オリジナルブレンドコーヒーゼリー
自家製レモンスカッシュ
新ショウガのジンジャーエール
常陸野ネストビール
 ・ホワイトエール
 ・ヴァイツェン
 ・ペールエール
 ・アンバーエール
シナモンロール
ミックスナッツのスコーン


界隈にある古民家を使ったまちかど資料館では
ことば創作家ひらかわひろこさんの「たわむれ言葉」展も。

ここも立派なたたずまい。





















古い家屋から放たれる空気感に背筋が伸びる。





















そして言葉の展示のことばがストンと入ってくる。






















そして、この日は池田の阿波踊り最終日。

初めて見る阿波踊り。





















踊る阿呆に見る阿呆。なるほど。




















この時なぜか旅をしたときに感じる高揚を覚えたのは、
歴史ある街並みと文化に触れたからなのだと知った。



Fri 17, Aug 2012
Only one day
category: Shop
Sat 16, Jun 2012
Black tea
category: Blog

&SUGAR;

昨年11月、茨城県ひたちなか市にオープンした
大切な友人のお店に行ってきたときの写真。





























































































































































































































思えば彼のケーキを一番食べてきたし、
彼女とは今までで一番近くで長い間仕事してきたのだと。
たくさんの挑戦と苦悩を乗り越えてきた大切な仲間だったのだと
改めて感じ、そして今では大切な友人となったことに感謝。


Mon 26, Mar 2012
&SUGAR
category: Blog

「うだつマルシェ」

今週末の2012年2月25日(土)に開催される
うだつマルシェに出店します。
この日は毎年、三好市で開催される「四国酒まつり」もあり、
たくさんの人でにぎわうみたいです。楽しみです。

写真は前回の様子

趣のある古民家にて

























本山からはやまびこ窯とどぶろく、農産品も


















お隣はすぐに売り切れてしまった鹿肉コロッケ


















珈琲豆とスコーンとビスコッティ


















どぶろく「山の雫」


















熱気に包まれていました


















木の実を使ったワークショップ




















立派なうだつ

























さて今回はどんな出会いがあるでしょうか。




Tue 21, Feb 2012
Udatsu Marche Soon
category: Shop

「かけがえのない時間」

もうずいぶん経ってしまったけど、紙漉き体験の様子。

静かな山と温かい気持ちに迎えられて、伝統工芸としての
手漉き和紙作りの技術が自然との共生の中、人々の暮らし
に根付いてその心とともに受け継がれてきたのだと知った。

原料をたたく道具
この形はまさに機能美
























原料の蒸された楮の皮
























「トン、トン、トン」
リズムよくたたく




















繊維のほぐれ具合の確認
























流水ですすぐ
山の水は冷たくも清い
























裏山で和紙に漉き込む素材を採取























和紙の原料を流し込む型枠
























のりとなるトロロアオイ
























裏山で採ってきた葉っぱをのせていく























枯葉もまた味のある素材























絵を描くように素材を置いていく
























人それぞれの個性が
























表現されて 























自分と対話できる瞬間























土や自然の色も
























加えていく
























不織布に
























移しとって
























水分をしっかりとる
























乾燥させる前にしか見ることが
できない光に透かした時の透明感

























ロギール氏曰く
一番美しい瞬間

























店内のランプ
やさしい灯り





















かみこや

























後日送られてきた手漉き和紙には自然の持つ美しさと
そこに込められた想いや時間が閉じ込められていた。




















一枚は廊下に


















もう一枚はランプシェードに

























紙漉きのことはほとんど忘れてしまったけれど、
短い時間の中で感じることができたいろいろな
感覚はふとした時に目を覚ます。

そんな時は穏やかで優しい気持ちになって、
本当に大切なことを見失わないように気付かせてくれる。

そう思うとかけがえのない時間だったと、
時が経つにつれ感じずにはいられない。

また行きたいなあ。




Mon 30, Jan 2012
Precious Time
category: Blog

「天然酵母ができるまで」
今回はレーズンで。




















煮沸消毒した瓶に
レーズン100g
水150ml(レーズンがしっかり浸かるぐらい)
を入れて毎日蓋を開けて天地をひっくり返す
作業を繰り返す





















12時間後
レーズンが水を吸って膨らみ始める
レーズンが水面より出ないように水を足す





















50時間後
レーズンが浮き始める





















110時間後
水面に気泡が出来始める





















125時間後
浸けていたレーズンがほとんど浮き上がり
気泡も活発になってくる





















150時間後
蓋を開けると泡が吹き出すぐらいに





















160時間後
レーズンもスカスカになって酵母液完成





















レーズンを濾した酵母液に強力粉と全粒粉を
加えて自家製天然酵母種の出来上がり


 

Thu 12, Jan 2012
Making record of natural yeast
category: Blog