旅の記録
「エディンバラ no.02」
sat.13.Dec.2004
スコッチウイスキーについての手記
(What I learned at The Scotch Whisky Heritage Centre)
スコッチウイスキーは大きく分けてシングルモルト(麦)
ウイスキーとグレーン(穀物)ウイスキーの2種類に分類される。
その産地はローランド、ハイランド、スペイサイド、アイランドの
4つの地域であり、蒸留所の数はスペイサイドが一番多い。
モルトとグレーンをブレンドしたものが90%のシェアを占める。
優れたブレンダーは鼻で嗅ぎ分けることが出来る。
曰く嗅覚は一度鍛えれば衰えることはないという。
昔、小さな鍋でゆっくり少しずつ作られていたウイスキーは
だんだんと発展を遂げ、プロテスタントとカトリックの対立の際に
大きくなった蒸留所は焼かれてしまう。
その代償として無税で作る許可をジェイムズ二世は与えられ力を
握るが税を課されるようになると衰退してしまう。
その後幾度も酒造によって力を握るものが現れるが税が
高額になるにつれ衰退を繰り返す。。
(この流れは現代社会においても全く同じだ。
酒税との戦いも相まってこの時代から綿々と受け継がれた酒造の技術は
現在、幸か不幸か飛躍的かつ革新的に進歩した)
その後、英国王がこの地を訪れた際にスコッチウイスキーを気に入り、
それ以来製造を許可制にし、連続式蒸留機の発明などによって飛躍的に
ウイスキーの製造は広まった。云々。
と、当時は一生懸命書き留めていたが今となってはWikipediaのほうが詳しい。。