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「飾らないこと」
[caption id="" align="alignnone" width="600"] 掲げられたフラッグ[/caption]
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藍の液体は黒っぽい色[/caption]
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藍につけて乾かしての繰り返しで深みのあるあの藍色になる[/caption]
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玄関先で咲いてた藍の花[/caption]
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欲しかったけん玉[/caption]
Buaisou.のアトリエに行ってきました。
めざましい活躍の彼らに少々気後れしながらの
久しぶりの再会だったけど、
あっけにとられるぐらい
のんびりで、でも真剣で、そして温かい
そんな自然体での出迎えが嬉しくて、
そしてかっこ良かった。
「Mitsuwa」
お店でも使っていて、販売もさせてもらってる
陶芸家 堅田貴治さんが主宰する「Mitsuwa」の
アトリエに行ってきました。
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山に囲まれたアトリエからの景色。[/caption]
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シンプルながら美しい薪窯。[/caption]
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こちらは味のある窯。顔に見えるのはいったい、、[/caption]
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構造はいたってシンプル。なによりきちんと手入れされていて、これまた美しい。[/caption]
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ろくろのある作業スペース。思ってたよりずっと簡素だけど 無駄がなく削ぎ落とされた感じ。 これが作品にも通ずるとこなのかもしれません。[/caption]
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焼成前と後では一回りぎゅっと縮む。[/caption]
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独自に配合された釉薬。[/caption]
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スタンバイ中の器たち。[/caption]
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道具もほぼ全て手作り。[/caption]
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何がどう違うのかさっぱりわかりませんがミリ単位の世界です。[/caption]
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竹とんぼではありません。[/caption]
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把手の型。これも手作り。[/caption]
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パズルみたいに組み合わせて作るそうですが、もはやチンプンカンプンでした。すいません。[/caption]
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水引を実演してくれました。匠感が半端ない彼ですが、まだ若いのです。詳しくは動画で。[/caption]
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息をのむ佇まい。[/caption]
Pottery - Mitsuwa from JOKI COFFEE on Vimeo.
陶芸ってなんかもっとガチャガチャした感じで
もっと孤高な存在だと思ってました。
いやでも実際動画の中でろくろを引く堅田さんは
まさに孤高感半端ないんですけど、
なんとなく窯つながりということもあり
パンを焼くのに似てるなあと。
いやそう思った方が理解しやすいなあと
思いました。
それぐらい堅田さんにとって
生活の延長上に陶芸があって
すごく遠くのものだと思っていた陶芸の世界が
少し身近になった気がします。
(きっとそう堅田さんに思わされているだけで
その世界は果てしなく深いんでしょうけど、、)
で肝心の作品はというと、、
また別でご紹介します。
「深化」
広島の高校時代の友人と20年ぶりぐらいに再会した。
20代の頃はとにかく変化こそが進化だと思っていた。
だからいつも変わらないその当時の友人たちを
いつからか物足りなく感じていた。
変わらないことは惰性だ、怠惰だと勝手に決め付けていた。
そしていつしか疎遠になっていった。
再会した友人は「変わってないな」と思った。
そしてその友人も「変わってないな」と言った。
なんだか嬉しかった。
それはその友人が変わってないからではなく
(だって正確には成長しているから)
あの時からこの関係性が変わっていないからだった。
変わらないことはある意味では進化がないかもしれない。
でも変わらないことで深化することはできるし、
変わらないを続けることで進化できる。
「心に残る言葉」
20代前半の大阪時代にお世話になった
バーテンダーの先輩が来てくれた。
そりゃもう生意気盛りの若造に、
今思えば(あくまで今振り返ると)
ああしろとかこうしろとか一切言わずに
一人の男として接してくれた人。
「ケンちゃんは欲張りや。
何か一つのものを手に入れようと思ったら、
何か一つ捨てなあかん。」
言葉は(関西弁も)ちょっと違うかもしれないけど、
確か就職活動の時期に悩んでた時かけられた言葉だったと思う。
普段口にしないようなその言葉にドキッとしながらも、
その当時は
「俺は二つも三つも手に入れたんねん!」(生意気だから)
と思ってた。
でも、20代を過ぎ「あぁそういうことかも」と、
30代も終わろうとしている今「せやなあ」と,
ことあるごとに身に染みて感じている言葉。
「二兎を追うものは一兎も得ず」という諺もあるけど、
この言葉の真意はその物事に対する覚悟のこと。
あの当時言葉の意味は理解できていなかったけど、
ずっと心に残ってるこの言葉はきっと今の自分を
支えてくれている。
そして、つい最近読んだ本の中で著者が言っていた
「本当に大事なことは多くの場合、
痛みと引き替えにしか手に入りません。」
この言葉が心にひっかかった。
文面は少し違うけどきっとその本質は
一緒なんじゃないかと思う。
そう、なんだって大事なものは覚悟なんだ。
「小旅行」
5/8-12の期間お店をお休みして
大分-長崎-福岡-福山に行ってきました。(ほぼ移動と宿泊、、)
[caption id="" align="alignnone" width="654"] 見事な五月晴れ[/caption]
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休憩で立ち寄った道の駅でお絵描きコーナーにて[/caption]
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完成![/caption]
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大分・別府のお宿は柳屋[/caption]
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ピースがさまになってきた[/caption]
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エントランス[/caption]
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明治時代に建てられた囲炉裏の間[/caption]
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談話室[/caption]
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セルフ地獄蒸し場[/caption]
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赤飯30分小豆60分はかなり強者かと[/caption]
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お部屋は簡素ながらシックでいい佇まい[/caption]
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こういうちょっとしたこと[/caption]
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d deaign travel 大分号も完備[/caption]
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歴史を感じる配管[/caption]
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料理の写真を撮り忘れた柳屋内のレストラン[/caption]
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久留米にあるCOFFEE COUNTY[/caption]
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今回の旅の目的地長崎の結婚パーティー会場のホテルラウンジからの眺望[/caption]
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威風堂々[/caption]
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ペンギン水族館[/caption]
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よおく見るとペンギン[/caption]
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フンボルト近い[/caption]
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キングのこのフォルムと黒×黄のカラーリングがたまりません[/caption]
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イワトビ卵あっため中[/caption]
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ヒゲペン[/caption]
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シャワー室のマーク[/caption]
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福岡のお宿は西亭へ[/caption]
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今回一番行きたかった珈琲美美[/caption]
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行きたいなと思ってたら美美の隣だった[/caption]
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krank marcello[/caption]
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なにかを問いかけてくる[/caption]
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一見すると入り口とは思えません[/caption]
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ワクワク感高まる[/caption]
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D&DEPARTMENT FUKUOKA 外観渋い[/caption]
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もはや完全にピースをものにしている[/caption]
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黒板にもその土地の個性が[/caption]
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糸島野菜のグリル[/caption]
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D&DEPARTMENT DININGといえばこれ[/caption]
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福山の友人家族とごはん。[/caption]
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まさかのお揃い![/caption]
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福山のExtractors Coffee by Noquoiのエントランス[/caption]
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地下のソファー席でカメラ目線の子[/caption]
怒涛の4泊5日の旅。
連れ回したのに文句も言わず付いてきてくれた子供達。
きっと忘れちゃうんだろうけどいい思い出でした。
「生まれ変わる」
使われなくなった鏡にフレームをつけてもらいました。
(右が改装したときに外して放置していた鏡)
お願いしたのは「Common」さん。
いつもながらいい仕事してくれます。
フレームに使われたのはナラ材。ソープフィニッシュでやわらかくてやさしい風合い。
フレームに奥行きをもたせて映る景色が絵になるイメージ。
納品に来てくれて完成品の撮影をしている岡部さんを隠し撮り。
この時に分かりましたが鏡の写真って難しいです。
鏡本体の写り方と鏡に映るものの写り方両方気にしないといけない。
このミスターこだわりマン岡部さんがどんな写真を収めたのかも気になります。
載せそびれた前回つくってもらった天板もついでに紹介しちゃいます。
こちらは素材はホワイトオーク。荒々しさと優しさの二面性が感じられます。
無塗装でもらってOsmoと蜜蝋で仕上げました。
(左がOsmoを塗った状態、右は無塗装)
こんな感じになりました。
さて次は何をお願いしようかな。
「花卉農家」
お店にいつもきれいなお花を届けてくれる土佐町で花卉農家を
されている澤田さんの農場(ハウス)をちょうどタイミングよく
大阪から友人が来てたので一緒に訪ねてきました。
澤田さんはトルコキキョウと四国では数少ないアネモネを
栽培しています。
今回はアネモネがシーズンオフに入るということで
畑をたたいて(耕して)しまう前に残りの花を摘み放題よ!
ということでお招きしてくれました。
よくよく考えればお花屋さんや道端で咲く花しか知らなかったので、
お花の生産現場を初めて見て、あぁそうだよな植物だもんな、と
当たり前のことですが、ピーマンやトマトなんかと同じな訳です。
こうやって作ってくれている農家さんがいて、花屋さんの店頭に並んで、
お部屋や空間を彩ってくれるお花として僕らのもとに届くのです。
とそんなこんなを考えながら整然と花が並ぶなんとも綺麗で不思議な
光景を眺めていました。
その一方でここからは小さな感動とともにお花に癒される少女たち
(約2名は自称)の嬉々として花を摘む様子をご覧ください。
おまけ
普段はあまりお見かけしない
「ハクビ シン」さま
絶景!高須地区の棚田
「M2マルシェ」
高知市のギャラリー エム・ツウの企画展(期間限定ショップ3/7〜3/22)
「フロム プレイマウンテン3&グッド ネイバーズ ファインフーズ」
の初日に同時開催されたM2マルシェに呼んでいただいたので
出店してきました。
あいにくの雨空でしたが久しぶりに心地よい刺激をもらいながら、
楽しく珈琲淹れることができました。
一緒に出店していたまなべ商店、KOCHI GOOD FOODS、
坂本デザイン事務所のスモークチーズのみなさん。
雨にも関わらず朝から盛況でした。
お疲れ様でした。
限定だから食べれないだろうなと思ってた有本くるみさんのフォー。
色鮮やかでフレッシュな野菜とハーブがぎっしり。
キリッとした緑色は生命力を感じさせてくれます。おいしかったー。
「糸を紡ぐということ」
土佐町の「手織木綿 さゝ布」さんを訪ねてきました。
「さゝ布」さんの作る作品は綿から糸を紡いで、草木染めと言われる
染色方法(天然の染料)で糸を染めて、その糸を手織機で織るという
気の遠くなるような行程を経て出来上がった生地から作られます。
今回は糸を紡ぐところと織るところを特別に見せて頂きました。
綿。これが糸の原料であることは知ってはいても実際に
どのように糸になるかを見たことがなかったので、
今回見ることができて感動しました。涙
糸車を回して綿(左手で握っている)から糸を紡いでいきます。
棒状の紡錘(つむ)が回転して綿の繊維が撚りあわされて巻きとられてみるみる糸になっていきます。
紡錘によって紡がれた円柱型の糸。
つむ少女。
撚りあがった糸と染色された糸。
昔ながらの手織機で織られている生地。これは藍で染めた糸のもの。
糸が文字通り1本ずつ手作業で織られて一枚の布になっていくさまは
単純にモノが出来上がるのではなく「魂が宿る」、
そんな瞬間を垣間みることができた気がします。
そしてこの藍で染めた糸で織られた生地をつかってお店で使う
コースターを作ってもらえることになりました!
楽しみです。
「凛とした」
「furniture design & make Common」 さんの工房を訪ねてきました。
今回はお店で使うテーブル用の天板をオーダーするため、
使用する樹種の確認に行ってきました。
イメージしていた通り(いやそれ以上に)きれいに整頓されていて、
ほんとにここで家具作ってるの?っていうぐらい清潔な工房でした。
まさに「凛とした」空気が漂う気持ちいい空間からは岡部さん(写真左)
の丁寧なモノづくりへの愛情というか哲学というか人間性が感じられ
ああやっぱこうじゃないと、と初心に返されたのでした。
がんばろう。。
右からナラ、ホワイトオーク、レッドオーク。
今回は真ん中のホワイトーオークで作ってもらうことに。
美人はショートカットがよく似合う、 なんてことをよく聞くけど 本当にかわいい人は別にどっちでも かわいいと思う。 美人じゃない人はショートカットが似合わない わけじゃないし、ロングヘアなら似合うとか そういうことでもない。 結局のところかわいいとかかっこいいとかって 人それぞれの主観であって客観でもある。 いかにかわいく見せるかかっこ良く見せるか。 それは髪型だけ気をつけててもだめだし、 服装だけいいもの着ててもそれは違う。 その人の話し方や立ち振る舞いとか そういったもの全ての総合点だと思う。 むしろ話し方や姿勢だけでもそう見せること だってできるかもしれない。 そんなことを考えてると「おいしい」っていうのも 人それぞれで何が正解とかっていうのは難しい。 でも「おいしそう」に見せれてるかどうかっていうのは そんなに違わないんじゃないかと。 かっこいいとかかわいいとかじゃなくおいしそう。 おいしそうなコーヒーとかおいしそうなケーキとかは そういうのは置いといて(当たり前として) おいしそうな歩き方とかおいしそうな掃除の仕方とか。 そういうのもきっとあると思うのです。