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旅の記録


「ロンドン no.04」
tue.16.Dec.2004

The last day stay in London.

人は生まれながらにして自由でありながら、
束縛から解放されたときにその自由を強く感じる。

つまり束縛なくして自由というものを感じないのであれば、
そもそも自由という概念は無いに等しい。

となれば束縛とは何か。
自由であるためには責任を追う必要がある。
しかし責任と束縛は違う。
責任とは自分自身の意志で決めることで、
束縛とは自分の意志から外れた所から加わる外圧である。

ということは外圧をコントロールできるものは自由足り得る。
であるならば権力を有するものは自由であると言えるかもしれない。
しかし目指す自由はそこにはなく違うもののはずだ。
個人の中で完結する強い精神。ぶれることのない強い意志。
それこそが自由だ。



吊り輪ならぬ吊り球。

ヴィクトリア駅。


やってきましたバッキンガム宮殿。

建物までの距離感。余白によって生まれる神聖さ。

当たり前だけど近衛兵も人なんだとふと思う。

宮殿前正面の広場。


ヴィクトリア記念碑。

ハイドパークのウェリントンアーチ。

ロンドンは本当に公園が多い。

回転寿司屋さん!

ザ・デパート!と言えるハロッズ。
絢爛豪華な造りで百貨店の歴史を感じることが出来た。
グリーンの庇のところなんか阪急百貨店そっくり。

銀座な感じがするナイツブリッジ。
ハーヴェイ・ニコルズは全てが高かった。。
最上階がフードコーナーで日本とは逆ってところも面白い。

ブロンプトンロード。

Thu 19, Sep 2013
journey < London 04 >
category: 未分類

旅の記録


「ロンドン no.03」
mon.15.Dec.2004



ノッティングヒルゲート駅。
赤いラインはセントラル線。
ノッティングヒル。閑静な住宅街。
ポートベロー・ロード。

マーケットがずらりと立ち並ぶ。
何となく他のお店と違って浮いてるなと
思ったらグリフィンだった。
よくよく見ると斬新なビル。
車ぎっしり。
郵便局とコカ・コーラ。
こういうエントランスはやっぱり入りたくなる。
タイトル「日常」
ビートル。やっぱかっこいいぜお前は。
道の真ん中にポツンと小屋。何かのお店だった。
このギザギザラインの乱雑な感じがいい。
ロイヤルオペラハウスとフローラルホール。
格式があるとはまさにこのこと。
コヴェント・ガーデン。
人人人、店店店、物物物。
多分ここは一日いても飽きない商いの場所。
コヴェント・ガーデン外から。
正面から。
何気なく見上げたビルの何気ない装飾。
サヴォイホテル。ゲートのロゴがかっこいい。
カムデンタウンのストリート。
カムデンロック駅。
鉄道線路の高架。この雑多な感じはなんなんだ。

ずらりと並ぶ味気ないテナント。
カムデンロック・マーケット。
なんだか一昔前の大阪のアメ村を思い出す。
いろんな思想や価値観、文化とか全部ごちゃませにして
どーん!みたいなエネルギーが充満してた。
カムデンロックの「ロック」は水門。
入った瞬間度肝を抜かれたサイバーな空間。
なんてダサイんだ!って。
ちょっと欲しかった。黄色とか緑とか。
パブ。
改札が大きいのは人が大きいから。
左の革ジャン着てる黒人が渋い。
夜のターミナル。意気揚々と夜遊びに出かけるも、

どこのクラブも閉店やら入場規制やらで入れず。。
気分はまさにこんな感じだった。

Tue 10, Sep 2013
journey < London 03 >
category: 未分類

旅の記録


「ロンドン no.01」
sun.14.Dec.2004


この旅の最終地。

これだけ書いてあれば見るよ。

何でもない裏庭でもこの茂った感じは絵になる。

ピカデリーサーカス。
テレビや何かでよくみかけるこの場所はロンドンらしくもあり、
ロンドンらしくない。でも不思議とひと際印象に残る場所。

映画でしか見たことない長ーーーーーいリムジン。

ナショナルギャラリー。
ここでしか見れないという鉛筆で描かれた
レオナルド・ダ・ヴィンチの原画は本当に素晴らしかった。
絵に宿る魂ともいえる圧倒的な存在感に
体が震えるような感覚だったのを思い出す。

トラファルガー広場。

国会議事堂。

ビッグベンは意外と小さかった。

建物の装飾がすごい。まるで模型みたいに精密。

像とおじさんがリンクした瞬間。

あまりにも素晴らしいヨーロッパ建築をたくさん見続けてきた旅だったから、
憧れのビッグベンなのに心揺さぶられるほどの感動がなくて
その当時はなんとなく寂しい気持ちになったけど、
今改めて見ればやはり素晴らしい。これぞロンドン!

テムズ河とウエストミンスター橋。

遠くから見るビッグベン。
こうして近未来的なロンドン・アイと並んでいると
過去と未来がつながって見える気がしておもしろい。

時折見せる青空によってグレーの街の
輪郭だけがくっきりと浮かび上がる。

Tue 3, Sep 2013
journey < London 01 >
category: 未分類

旅の記録


「エディンバラ no.02」
sat.13.Dec.2004


スコッチウイスキーについての手記
(What I learned at The Scotch Whisky Heritage Centre)

スコッチウイスキーは大きく分けてシングルモルト(麦)
ウイスキーとグレーン(穀物)ウイスキーの2種類に分類される。
その産地はローランド、ハイランド、スペイサイド、アイランドの
4つの地域であり、蒸留所の数はスペイサイドが一番多い。
モルトとグレーンをブレンドしたものが90%のシェアを占める。
優れたブレンダーは鼻で嗅ぎ分けることが出来る。
曰く嗅覚は一度鍛えれば衰えることはないという。
昔、小さな鍋でゆっくり少しずつ作られていたウイスキーは
だんだんと発展を遂げ、プロテスタントとカトリックの対立の際に
大きくなった蒸留所は焼かれてしまう。
その代償として無税で作る許可をジェイムズ二世は与えられ力を
握るが税を課されるようになると衰退してしまう。
その後幾度も酒造によって力を握るものが現れるが税が
高額になるにつれ衰退を繰り返す。。
(この流れは現代社会においても全く同じだ。
酒税との戦いも相まってこの時代から綿々と受け継がれた酒造の技術は
現在、幸か不幸か飛躍的かつ革新的に進歩した)
その後、英国王がこの地を訪れた際にスコッチウイスキーを気に入り、
それ以来製造を許可制にし、連続式蒸留機の発明などによって飛躍的に
ウイスキーの製造は広まった。云々。
と、当時は一生懸命書き留めていたが今となってはWikipediaのほうが詳しい。。


























Thu 29, Aug 2013
journey < Edinburgh 02 >
category: 未分類
Thu 29, Aug 2013
journey < Edinburgh 01 >
category: 未分類

旅の記録


「ベルファスト no.02」
thu.11.Dec.2004


当時の手記
イギリスに来てからよく聞かれるのが「Are you Chinese?」
多分中国人がこの国にはいっぱいいて、若干彼らと違うからだろう。
そもそも人が生まれる前、地球が出来てから最初の生物はだんだんと
進化してほ乳類や鳥類、魚類とかに分かれていって、
ヒトの祖先もその過程の中でできあがった。
そして、ヒトはその土地に適合した進化を遂げて今に至る。
ヨーロッパ人とアジア人、アフリカ人に違いがあるのはその土地に
適合するための進化であって、もともとはひとつの祖先にたどり着く。
人類みな兄弟というのは言い得て妙である。象や熊や鹿や牛、羊、馬とか
住んでいる所が違うだけで、ゾウはゾウ、ヒトもそう。スコットランド人は
スコットランド人だけど、日本人と同じヒト。
代々遺伝によって受け継がれたその土地に適合するための進化の差異でしかなく、
そこに決して優劣など存在しないはずだ。


北アイルランド最大の都市、ベルファスト。
リトル・ロンドンみたい。

アルバート記念時計塔。

ローテクなのかハイテクなのか微妙。

またまた直線フェチにはたまらない構図。
モダンな橋と煉瓦造りの建物のコントラストもいい。

この地図を見て自分がイギリスにいるのだと改めて実感。

近代的な街並み。

市庁舎のネオン。
日本ではあまり考えられないかも。

そしてHappy New Yearのネオンも。

直訳すると「写真とデジタルの達人」。
なるほど分かりやすい。

オペラハウス。

エジンバラ行きのバス。

港の造船所。
あのタイタニック号も作られたとか。
(ここじゃないかもしれないけど)

バスターミナル。

Wed 14, Aug 2013
journey < Belfast 02 >
category: 未分類
Fri 9, Aug 2013
journey < Belfast 01 >
category: 未分類

旅の記録


「ブッシュミルズ」
wed.10.Dec.2004

ジャイアンツコーズウェイから世界最古のウイスキー工場のある
ブッシュミルズへ。


ただひたすら歩く。

この看板だけが頼り。

辺り一面牧草地。

ただひたすらまっすぐ。

着いた。


ボケボケだけど試飲出来たのは12年物。


1608年設立の歴史を感じないネオン。いや悪くはないけど。w

家の中も

家の外もクリスマスのネオンがいっぱい。


Thu 8, Aug 2013
journey < Bushmills >
category: 未分類
Wed 7, Aug 2013
journey < Giant's Causeway >
category: 未分類
Tue 6, Aug 2013
journey < Derry >
category: 未分類

旅の記録


「アラン諸島 no.02」
sat.6.Dec.2004


切り立った崖と荒涼とした大地の海岸線。

ほぼ直角。

真上から。

真横から。
よくこんな写真とれたね。
いろいろな意味で。


Dún Aonghasa
古代遺跡「ドン・エンガス」

延々と続く石を積み上げた塀で区切られた道を

ノリノリで走る人。

をアホかと振り返る犬。


Seven Church
朽ちた建物と墓。
ここはまるで時間が止まったみたいだ。

この窓の向こうにはきっと違う時間が流れている。







Thu 1, Aug 2013
journey < Aran Islands 02 >
category: 未分類
Wed 31, Jul 2013
journey < Aran Islands 01 >
category: 未分類

旅の記録


「ダブリン」
mon.1- thu.4.Dec.2004

学生時代少し民族的な音楽、ジャンルで言えばワールドにはまっていた。
その当時アイリッシュダンスの劇団「リバーダンス」が日本初上陸かなんかで
来日してて、それまではアジアやアフリカとか土臭い感じが好きだったから、
そんなに期待してなかったけど、見終わったときに感動で涙が止まらなくて
体中が震えてて、そんな経験は初めてだったことを思い出す。自分の前世は
アイルランド人じゃないのかというぐらいはまってしまった。
それ以来今でもアイリッシュという音楽は好きだけど、当時はただそんな
感情だけを持って、アイリッシュを求めてアイルランドに渡った。




横断歩道のボタン。これまで感じていたデザインの感覚はない。



市内の中央部を流れるリフィー河。

アイリッシュウイスキー「ジェムソン」の旧蒸留所。




東南アジアのような混沌とした姿もあれば

洗練されたヨーロッパも感じさせる町並みもあるダブリンは
歴史と文化を持ちながら発展途上のエネルギーがみなぎる街だった。

お腹がすいてお財布と相談した結果選んだメニューがこれ。
ボケてますが小エビのカクテルソース ライ麦ブレッド添え。
何も考えず注文した後に嫌な予感はしてましたが、
この世で一番苦手な食べ物が出てきました。。
「prawn」が分からなかったんだよー。「shrimp」なら分かったのに。
泣く泣くパンと水で流し込みました。

だから夜は豪華にビーフシチュー。うまかった。

アイルランド最古のパブと言われる
「The Brazen Head」

Mon 29, Jul 2013
journey < Dublin >
category: 未分類

旅の記録


「ベルリン」
sat.29.Nov.2004


旅を通じていろいろな人に出会うけれど、
地続きの大陸であるヨーロッパに住んでいる彼らや
そこを行き交う人々は世界という時間軸で生きていて、
もっと言えば地球上に生きているということを知っている。
島国日本から見たり感じたり考えたりする外国という概念は
とても希薄でそれはただ境界としての区分にすぎない。
だからこそ人種や文化といったアイデンティティが強烈に存在する。
そんなことを考えているとベルリンという街になぜカオスを感じたのかが
少しだけ分かった気がする。




バウハウス・アーカイヴ・ミュージアム。

エントランス。

近代的なビル。


戦勝記念塔ジーゲスゾイレ。

ブランデンブルク門。東西ドイツ分断の象徴。

直線フェチにはたまらない。

ベルリン占領を記念して作られた旧ソ連の記念碑。
ソ連の兵士や戦車、砲台が立ち並ぶ。

謎の像。何となく日本っぽい。

芝生。

ベルリン市庁舎と先っぽが消えたテレビ塔。

まさかそんな会があることをここベルリンで知るとは。


カイザーヴィルヘルム教会。

薄靄の中輝くベンツ。

ベルリン動物園駅。なんだかネオンが安っぽくてうるさかった。
うるさいから安っぽいのか。それもまたベルリン。

Wed 3, Jul 2013
journey < Berlin >
category: 未分類
Fri 28, Jun 2013
journey < Dresden >
category: 未分類
Tue 25, Jun 2013
journey < Hamburg >
category: 未分類

旅の記録


「トゥナー ユトランド美術館」
wed.26.Nov.2004

デンマークとドイツの国境付近の小さな町トゥナー。
ハンス・ヨルゲンセン・ウェグナーの生まれたこの町にある
ユトランド美術館併設のウェグナー博物館を訪れた。

のほほんとした田舎町。

どどーん!
この席に着きたいがために会議をしてもいい。
ウェグナーの椅子を初めて見るわけではないけど、
やっぱりため息ものでした。
独創的なデザインは卓越した技術に裏付けられる。
ひとつとして同じものはなく、その全てに命が宿っている。
椅子同士での語らいが始まりそうにも思えてしまう。
やっぱりこの人はすごい。

そりゃあもうここぞとばかりに座ったり

寝そべってみたりしましたよ。だって誰もいなかったんだもん。











Wed 12, Jun 2013
journey < Ribe >
category: 未分類
Wed 12, Jun 2013
journey < Aarhus >
category: 未分類

旅の記録

「マルメ
mon.24.Nov.2004


スウェーデン第3の都市。スカンジナビア半島の一番南端。
デンマークとは橋でつながっていてコペンハーゲンから1時間ほど。
だからなのか、なんとなく漂う空気感はやさしく丸い。



シックな路地。

どうしたらこんな色使いになるんだろう。
トイハウスみたいでかわいい。



定休日だったけど窓からじっーと見てたら入れてくれた。
「モデルナクラシック」ハイセンスだった。


映画のワンシーンみたい。
行進。



マルメ城。今は城壁だけ。
ブラックな風車。

直線フェチにはたまらない。



Fri 31, May 2013
journey < Malmö >
category: 未分類