旅の記録

「ベルリン」
sat.29.Nov.2004

旅を通じていろいろな人に出会うけれど、
地続きの大陸であるヨーロッパに住んでいる彼らや
そこを行き交う人々は世界という時間軸で生きていて、
もっと言えば地球上に生きているということを知っている。
島国日本から見たり感じたり考えたりする外国という概念は
とても希薄でそれはただ境界としての区分にすぎない。
だからこそ人種や文化といったアイデンティティが強烈に存在する。
そんなことを考えているとベルリンという街になぜカオスを感じたのかが
少しだけ分かった気がする。
バウハウス・アーカイヴ・ミュージアム。
エントランス。
近代的なビル。
戦勝記念塔ジーゲスゾイレ。
ブランデンブルク門。東西ドイツ分断の象徴。
直線フェチにはたまらない。
ベルリン占領を記念して作られた旧ソ連の記念碑。
ソ連の兵士や戦車、砲台が立ち並ぶ。
謎の像。何となく日本っぽい。
芝生。
ベルリン市庁舎と先っぽが消えたテレビ塔。
まさかそんな会があることをここベルリンで知るとは。
カイザーヴィルヘルム教会。
薄靄の中輝くベンツ。
ベルリン動物園駅。なんだかネオンが安っぽくてうるさかった。
うるさいから安っぽいのか。それもまたベルリン。

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Wed 3, Jul 2013
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