「その先の未来」
直接届かなくても伝わる想いはある。
子供が産まれて親になり、親孝行とは親に対して何かを返すのではなく、
親が自分をそうしてくれたように、子供を精一杯育てて幸せな家庭を築くこと。
旅先で出会った人に世話になった時、そのお返しは世話になった人ではなくて、
自分の土地に来た人を力いっぱいお世話すること。
きっと直接的じゃなくてもその人たちにすぐに届かなくても、自分や家族、
周りの人たちをいつもより少しだけまじめに考えて幸せにしていくこと。
わらしべ長者とはちょっと違うけど、小さな力だとしても積み重なっていくことで、
その想いは形を変えながらでも伝わるのだとそう信じたい。
だからまずは自分に正直にやれることをしっかりやる。
今は細く途切れそうな糸でもその先には繋がっている大きな未来があるのだから。